日本での貧困層支援いついて:マイクロクレジットの融資対象は「母子家庭」

今日の東京新聞の日曜特集では「日本の貧困問題」がテーマだった。
僕の目指すマイクロクレジットの仕組みは、日本を含む先進国でも現実的に効果の上がる方法である。

今日の日記は時間的にあまり書けないが、このテーマのターゲットが明らかになった。「母子家庭」である。バングラデシュから始まったマイクロクレジットの成功例も、このパターンが多かったと思う。ムハマド・ユヌス氏が融資の根拠にしたのは、人間の性質でも最も尊い「母性」「母性愛」であったと考える事ができる。

現在の日本の母子家庭の約半数が貧困層に陥っているという。母子家庭は、母親のみの収入で、パートなどを掛け持ちする母親が多いが、今の時代に多くの所得を得るのは大変だという。なので子供たちは高校の授業料を払えず中退してしまったりするケースがある。すると、就職面でも機会に恵まれない事がおおい。その後、不安定雇用に置かれ、一貫したキャリアも詰めず、安定した生活基盤を築きずらい。すると、家庭を持つ事もできなくなる。

つまり、バングラデシュから始まったマイクロクレジットの成功例となった貧困の因果構造が、日本社会にも現れているという過酷な現実が浮き彫りになったのだ。

だが、だからこそ、本格的に日本にもマイクロクレジットを始めなければならない時期なのだといえる。今まで聞いた事がないが、今、日本に、日本人を対象にしたマイクロクレジットの銀行は、あるのだろうか??

ないのなら、いまこそ立ち上がるべき時なのかもしれない。。。