社会起業−自立型NGO・マイクロクレジット研究・実践の専門組織 "LIVING IN PEACE"について

日々の仕事に追われ十分なリサーチができていなかったせいで、これまで、日本には本格的にマイクロクレジットを研究できる機械はあまりないのでは?とおもっていたが、間違いだった。以下のHPにであってから、僕の夢への行動は、本格的に変わっていくかもしれない。


living-in-peace

http://d.hatena.ne.jp/microfinance/searchdiary?word=NGO

僕はマイクロクレジットこそ、現実的に南北問題、貧富の格差を解消できる強力な武器だと思う。しかし、まだまだ僕が知るべきことは山ほどある。だが、だからこそ好奇心は尽きない。僕の人生にとってのnext_horizonになるはずだ。

ところで、このLIVING IN PEACEはファンドを運営しており(http://www.musicsecurities.com/crx/)、この考え方が非常に面白い。僕も以前、音楽や役者などあらゆる芸術の分野で将来活躍が期待される「人」への投資があったら世の中の潜在的な優れた才能の顕在化に大きく寄与できるのに、と思っていた。これは、言い換えれば、世の中に埋もれた素晴らしい才能の社会的共有といってよいだろう。今の世の中は、芸術分野やスポーツの分野で才能が評価される可能性は低く、All or Nothing というパターンがあまりに多い。しかし、その大半は、残念ながら、Nothing でわるという。これほど「才能」に厳しい世の中は変えられるべきだと思っている。「才能」へのセーフティネットというべきシステムが必要だろう。「才能」を一流まで高められなかった人の技術・能力を、今度は特に子供・中学・高校生などの若い世代に継承・共有し、開花させる「才能開花の教育者」として社会的にシェアするのはどうだろう。もちろん、それには以前の日記に書いたように、教育者への対価をはらう仕組みだ。そうすれば、WIN−WINの関係が築け、さらに経済的な循環も発生させられる。「金融」とは、お金がある人が、お金を欲している人への仲介として「融通」させる組織だが、「人的資本」「才能」の「融通」を、対価を伴う形で実践すればよい。「才能」の活性化に繋がる。「才能」とうい無形の資産は、「教育」の分野に結び付けやすい。この事実自体に大きな市場性が見えてくる。

僕の姉は、ある大手芸能プロダクションの下の、芸能人・タレント・俳優・声優etc養成学校の運営幹部として仕事に従事しているが、現実的にこの学校に対しても具体的なファンドの対象となる人材がいる可能性が高い。先日TVで放送された、黒部第四ダム建設実の話を基にした「黒部の太陽」というドラマにも、姉の働いている生徒さんが出演していたらしい。このジャンルへの投資とは、どれほど普及しているのだろうか。
また、この考え方は、日本だけではなく、世界中で実践できる。
新たな市場ができる。

ここに書いたように、「才能」を中心とした無形の人的資本をいかに広く社会的に共有するかが、世の中を買える大きなヒントになる。それはわかっっているのだが、僕にはファンドの設立方法が全くわからない。これさえわかれば、いくつかの分野で「人」の動きと「お金」の交流を結びつける新たな市場を作り上げる事も不可能ではないのでは?とおもったり。。。

今の僕にとって、ファンドの設立の方法が大きなテーマです。。。今後、上記ファンドやLIVING IN PEACEさんにおせわになれるのならぜい勉強してみたいです。。。