人道支援、社会変革、NGO、資金援助の間のジレンマ

今週見た映画
おいしいコーヒーの真実(原題:Black Gold)

見たTV番組
世界がもし100人の村だったら
この番組では世界の貧しい国に生きる子供たちに暖かい支援の手をさしのべよう、という趣旨だ。僕も現在途上国の孤児院に資金援助しているが、ジレンマを感じている。以前日記でも書いたが、援助はでは貧困やさまざまな社会問題の本質的解決にはなりえない。援助者に依存することに慣れてしまい、現地の人々の自立心を奪ってしまうことなどが問題である。他にも弊害はたくさんある。これを辛辣に、またとても現実的・かつ具体的に指摘した良書が、
「NGOとはなにか」伊勢崎賢治
である。
この本で、僕の途上国開発の考え方が根本的に変わった。
詳細は後日書きます。
伊勢崎賢治氏は「世界一受けたい日本の授業」で講義していた。
Youtubeにも出ていた。

ULRは後日貼り付けます・


★先日読んだ「心に響く名経営者の言葉」という本で、非常に参考になる話があった。渋沢栄一氏だ。第一国立銀行(現在のみずほ銀行)や王子製紙東京証券取引所をはじめ、500以上の企業の設立にかかわった、産業界の最も偉大な人物の一人である。氏は、世界で最も優れた経営学者の一人である、ピーター・ドラッカー氏にも絶賛される存在だという。要は、世界でもまれに見る偉大な経営者・創業者だったということだろう。

そういえば、埼玉県立松山高校時代の日本史の清水先生が、僕らと同じ埼玉県出身で現在の日本の産業界の礎を築いた渋沢栄一の話を、楽しそうにしていたことを思い出す。

この一週間で読んだのは、童門冬二著「渋沢栄一 人生意気に感ず」PHP文庫だ。

僕の夢はマイクロクレジットの銀行を作る事だが、日本で始めて民間の銀行を設立し、500以上の企業の設立にかかわった渋沢栄一の思想・行動の軌跡を深く探求していくことで、僕の夢の実現に近づけると確信している。