情熱大陸 1/11 スーダン NGO ロシナンテス 医師 川原尚行氏

1/11 情熱大陸スーダンで医師として従事する川原尚行医師
が運営するNGOロシナンテスが放送された。

情熱大陸http://www.mbs.jp/jounetsu/2009/01_11.shtml
NGOロシナンテス:http://www.rocinantes.org/

私は、アジア、北アメリカ、ユーラシア大陸のみだが、陸路で旅をして、ある程度現地の人々の声を聞いてきた。その過程で貧富の格差による命の重さの違い、また双子の兄貴が救命救急医を目指している為でもあるだろうが、人の命を救う人道支援医師に非常に共感と感動を覚える。偶然生れ落ちた場所、時代、社会の背景によって「死」の原因が大きく異なるという「機会の不平等」を解消させることはできないだろうか。先進国に生まれた我々日本人は、少なくとも義務教育という名の「自立」の手段を享受できている。しかし、社会生活の中で、適切で必要な判断ができるための教育が受けられない「機会の不平等」は、解消せねばならないのではないか。
それを解決させる最先端で活躍しているのが、川原尚行医師のような、途上国に奉仕する医師だ。私は、彼の医師としての人道支援活動に、シュバイツァー医師のような、またマザー・テレサのような、真のヒューマニズムを見出す。私もできれば、医師として人道支援に関わりたいが、もう時がそれをゆるさないだろう....。だから、私は、社会システムを変えていく「機会の平等」のチェンジメーカーになろうと思う。

多くの人道支援NGOも、苦心しているのは、現地での活動資金を集める為の手法を構築する事であるという。であるならば、私は、そういうNGOを資金面で支援するために利益を生み出す、社会起業家になろうと思う。そこで、現実的に「機会の平等」と利潤を生み出すために、マイクロクレジットの手法を追求したいと思う。


★私は将来アフリカ・アジアの途上国に学校建設、インフラ整備などを構築する社会起業家となる事を目指している。といっても、まだ私はそのようなスキルが足りてはいない。しかし、現実的に貧富の格差が大きい経済格差を縮小する術としては、マクロクレジットの手法を利用していくのが有効だと考えている。一般的に、上記の手法が効果を挙げるのは、後発途上国がメインだと思われているようであるが、それ以外の地域、先進国の地方にも応用は可能ではないかと思っている。これは、実戦経験のない私の幻想にすぎないのか?それとも、現地の声を徹底的に聞くことで、可能性は見えてくるのか?

まだまだ暗中模索の段階に過ぎないが、これから深く研究していくしかない。
そこで、1月下旬に、バングラデシュ最大のマイクロクレジット運営NGOの大学院であるBRACの会長が来日、講演をする。それに参加に、今後の私の活動の指針を得たいと思う。